【特集】クラウド会計ってどう?

ここでは近年利用者が増えているクラウド会計の概要について説明。そのメリット・デメリットについてまとめています。

クラウド会計とはどんなもの?

クラウド会計とはインターネット上で動作する会計システムを使用して経理処理を行うことを言います。

これまでの会計ソフトはパソコンにインストールして使うタイプが一般的でした。
その点、クラウド会計はソフトをパソコンにインストールする必要がなく、ネット環境があればどこでも使えます。

また、最大の特徴として銀行やクレジットカードなどの金融機関の取引を取り込んで自動仕訳を行ってくれるという点があります。
これにより1件1件会計ソフトに入力していくといった作業が軽減されるというわけです。

クラウド会計サービスにはいくつか種類がありますが代表的なものは、freeeMFクラウド会計です。どちらも2013年にスタートしましたが数年で数十万人規模の利用者を獲得する人気ぶりとなっています。

利用料金はfreee、MFクラウド会計いずれも初期費用はかからず月額制になっているので、気軽に始められるのが特徴です。各サービスのプランごとの料金は以下の通りです。

サービス名 プラン名 月額 年額
freee 個人事業主プラン 980円 9,800円
法人プラン 1,980円 19,800円
MFクラウド会計 ライトプラン 1,980円 21,780円
ベーシックプラン 2,980円 32,780円

どちらのサービスも会計処理を行うことに変わりはありませんが、freeeの方は簿記の知識がなくても使えるというのが設計コンセプトになっており、MFクラウド会計は法人会計を楽にすることをコンセプトにしています。

メリット・デメリットから考えるクラウド会計の利便性

すでにクラウド会計の特徴やメリットについては一部説明しましたが、さらにデメリットも含めてその利便性について考えてみましょう。

メリット

  • パソコンにインストール不要でネット環境があれば使える
  • クラウド上にデータ保存されるため紛失・盗難の心配がない
  • 各種金融機関の取引と連携して自動仕訳する機能を搭載

デメリット

  • インターネットが利用できない場所では使えない
  • すべての取引が自動化されるわけではない
  • サーバーダウンやサイバー攻撃の危険性がある

以上のようにクラウド会計という性質上、インターネットにより生じるメリットとデメリットがあります。

特徴

会計ソフトが入ったパソコンが必要ないのは大変便利ですが、気になるのはやはり仕訳の完全自動化ができるわけではないということでしょう。
現金取引は手入力で行わなければなりませんし、仕訳の精度は100%ではないので修正も必要です。

また銀行取引を取り込むためにはネットバンクの登録が前提となります。
企業向けのネットバンキングはメガバンクの場合は有料ですから多くの銀行と取引があるとそれだけコストが上がります。

例えば月額2,160円だとすると1行だけで年額25,290円。
クラウド会計の利用料と合わせると最低でも年5~6万円はかかることになります。

すでに経理担当者がいて新たな試みとしてクラウド会計を導入してみるというのはありですが、クラウド会計でコストと入力作業が増えてしまうようであれば本末転倒です。

社内で行う経理作業をできるだけ減らしたいという場合は経理代行サービスに丸投げしてしまった方が確実と言えるでしょう。

※このサイトは、個人が調べてまとめたサイトです。
最新の情報などは、各社の公式ホームページをご確認ください。

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